「偏差値社会」による害悪は、今も昔も言うまでもないところではあるが、、数学好きにとって、こと理系というカテゴリーの中で「偏差値社会」に対する是非を社会に問うのは、最も残酷な事である。
排他的とも言えるほど、「論理の組立て以外を認めない学問」として、「人間のモラル」なんかとは比較にならない程に必然性のある「数学」。
そんな「数学」を好きになった人間にとって、「偏差値による評価」が認められれば認められるほど、より自分の評価は上がる事を知っている。
しかし、人類が持つ無数の「進化を前進させる」というあらゆる特技の中で、受験勉強における「偏差値」は、無数にある評価の内の一つに過ぎない事も同時に知っている。
だからこそ、数学者は「世の中を変える」「世界の真理を解く」という言葉など言うに及ばず、「言葉一つで相手を納得させる」と言った様な、論理的であっても軽々しく高圧的で世の中を悟ったかの様な態度は一切とらず、あくまで「今、自分の課題にしている研究」に没頭し、「変化は進化」をただ邁進していくものであると、私自身感じている。
よろしければ、クリックお願いします⇒
「数学ブログ」
ついでに、こちらも参加しております⇒
「人気ブログランキング」