いきなりですが、問題です。

この問題は、過去の国際数学オリンピックの問題です。
こんな難問を高校生が解くんですから、やはり国際数学オリンピックに出場するような人は何か違うんでしょうね・・・
はっきり言って、この問題を何のヒントもなくできる人は異常です。
(実際、数学オリンピックではヒントはありません)
まず、「存在することを示せ」と言われた場合、飛び道具的な証明方法があるのです。
それは「具体的に出してやる」という事。
例えば、

といった問題があったとしましょう。
実は、この問題に証明は要りません。
ただ
x=3、y=4、z=5で成立すると言ってやればいいのです。
これだけで、十分「存在すること」を示しているんです。
難しいようで簡単、簡単なようで難しい。
知識詰め込みは役に立ちますが、必ずしも必要条件ではないのです。
新しい事への挑戦は、発想の転換が成し得るんではないでしょうか?
では美しく鮮やかな証明をどうぞ