fc2ブログ

数学史、整数論、数学オリンピック、未解決問題・・・をわかりやすく証明を通して解説していきます。

2009年日本数学オリンピック予選問題 第六問

第6問目

09022201.jpg


やっぱり私は、こういう幾何問題は好きではないですね・・・

図にするとこんな感じかな?

09022202.jpg


自分は昔から、幾何問題はまず座標平面に置く癖があるので、それでやってみます。


点Oを原点に、点AをX軸上に、点BをXY平面上に置きます。

すると、XY平面はこんな感じになるんじゃないですかね?

09022203.jpg


こうするとBの座標はすぐわかりますね。

Bは(2√2、2√2、0)ですね。


ということで、点Cの座標を(x、y、z)と置くと

09022204.jpg


ってな感じですね。


続きを読む
スポンサーサイト




よろしければ、クリックお願いします⇒ 「数学ブログ」
ついでに、こちらも参加しております⇒ 「人気ブログランキング」
2009年02月22日 | 数学オリンピック予選 | トラックバック(0)件 | コメント(2)件



2009年日本数学オリンピック予選問題 第五問

もう五問目まできたんですね。

今回は展開が早いですね~~

やはり、例年と比較して問題が簡単からなのでしょうか・・・

前回は、もっと解くの時間がかかっていたような気がします。


では第五問


09021501.jpg


あまり難しく考え過ぎずにいきましょう。

赤い玉6個、青い玉、黄色い玉が3個ずつなんだから、赤い玉6個がまず並んでいて、赤い玉と赤い玉の間に青と黄色の

玉を並べていくような感じを想像した方がわかりやすいと思います。

青い玉と黄色い玉は合計で6個なんだから、並べ方としては
09021502.jpg
の3通りしかない事がすぐにわかると思います。

この○の部分に青と黄色の玉を入れていけばいいわけだ。


まず、(1の場合)

隙間が5つあって、必ずこの5つの中に玉は入れないといけない。
そして、1つの隙間には青と黄色が1つずつ入っている。

青と黄色が両方入っている箇所は全部で5通り。
また、両方入っている箇所は「黄色、青」「青、黄色」と2通りの並べ方がある。

青か黄色のどちらかしか入ってない4箇所の並べ方は4C2=6通り

したがって、この場合の並べ方は5×2×6=60通り


(2の場合)

これは、すぐに出てきます。

6箇所の隙間に青か黄色の玉を入れればいいわけだから、6C3=20

よって、この場合の並べ方は20通り

(3の場合)と(2の場合)は全く同じなので、これも20通り


よって求めるべき答えは、100通り


中盤に差し掛かっているというのに、なかなか「オリンピックらしさ」のないような気がしますね。

まぁ、そろそろ難しくなってくるんでしょうけど・・・


よろしければ、クリックお願いします⇒ 「数学ブログ」
ついでに、こちらも参加しております⇒ 「人気ブログランキング」
2009年02月15日 | 数学オリンピック予選 | トラックバック(0)件 | コメント(1)件



2009年日本数学オリンピック予選問題 第四問

さてさて、問題も4問目に突入しました。

このあたりも、サクサクっと解いていっていきたいところです。

09021201.jpg


図にするとこんな感じですかね。

09021202.jpg


図にした瞬間、パッとひらめきました。

これは中線定理が早いんじゃないの・・・

(中線定理はこちら

この図に「中線定理」をあてはめるために、AC=X、BM=Yと置いちゃいましょう。

09021203.jpg

それでは解答です。


よろしければ、クリックお願いします⇒ 「数学ブログ」
ついでに、こちらも参加しております⇒ 「人気ブログランキング」
2009年02月12日 | 数学オリンピック予選 | トラックバック(0)件 | コメント(1)件



2009年日本数学オリンピック予選問題 第三問

出た~~~

数学オリンピック予選の十八番

「数え上げ問題」!!!

問題を見た瞬間にそれとわかる問題です・・・


数え上げ問題は面倒くさいですよね~~~


Cに1から順に数え上げる方法もありますが、ちょっと楽してみました。

09020301.jpg



では解答します。

09020302.jpg


この式を(3式)とすると、(3式)は命題の十分条件だから、少なくとも(3式)を満たしていなければ命題は満たさない事がすぐわかると思います。

09020303.jpg



数え上げても、さほど苦にならない位の問題でしたね。

この問題も5分位で解きたいところです。

以上!!!

よろしければ、クリックお願いします⇒ 「数学ブログ」
ついでに、こちらも参加しております⇒ 「人気ブログランキング」
2009年02月03日 | 数学オリンピック予選 | トラックバック(0)件 | コメント(0)件



2009年日本数学オリンピック予選問題 第二問

ではでは、続いて第二問目へ突入しましょう。

この問題も超簡単でしたね。


09020201.jpg


図にするとこんな感じです。

09020202.jpg


点Aと、点Bから円の中心へ補助線を引いてやれば、すぐにわかるでしょう。

09020203.jpg


09020204.jpg


終了・・・


これも特に何を言う事もありませんでした・・・


この2問で5分ですね・・・

よろしければ、クリックお願いします⇒ 「数学ブログ」
ついでに、こちらも参加しております⇒ 「人気ブログランキング」
2009年02月01日 | 数学オリンピック予選 | トラックバック(0)件 | コメント(0)件



2009年日本数学オリンピック予選問題 第一問

こんにちわ~

大変、ご無沙汰しておりました~~(汗)

なんかもう、腐ったブログに成り果ててしまっておりましたが、相変わらずたくさんのアクセスをいただいていたようでして・・・
反省です。

なかなか、こう最近は時間がとれなくなっておりますです。



しかし、しかし、時間だけはたっているようですね。

もう、数学オリンピックの季節なんですね。


最近は、会計の勉強をしたり宇宙論の勉強したりで、数学が少し遠ざかっておりました・・・

けれども、もともと「難問奇問への挑戦」を掲げてブログを立ち上げた訳ですから、また、地獄の日々に挑戦したいと思います。


それでは数学オリンピック予選問題 第一問

この問題は簡単でしたね。

やはり、第一問目くらいはこうでなくっちゃ。

数学オリンピックの予選問題12問は、後半になればなるほど難しくなりますが、この難易差のコントラストが絶妙ですね。


09020101.jpg


nに入れる整数に大体見当がつくので、その辺りの数値を順次、代入していけば、答えはすぐでます。

09020102.jpg



終了


特に、コメントすべき事はありませんね・・・

数学的に言うと、与式は単調増加であるという事を付け加えれば完璧です。


よろしければ、クリックお願いします⇒ 「数学ブログ」
ついでに、こちらも参加しております⇒ 「人気ブログランキング」
2009年02月01日 | 数学オリンピック予選 | トラックバック(0)件 | コメント(2)件



プロフィール

オイラー

Author:オイラー
・得意分野
 整数論、解析学、幾何学
 複素数、数列 etc
・苦手分野
 行列、群論

質問、相互リンク等連絡があれば、kick_back_endless_shock◎yahoo.co.jpまでお願いします。

ブログ内検索
カテゴリー
月別アーカイブ
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
数学リンク
オススメ
広告
マイクロアドBTパートナーでおこづかいゲット!